マーケティング・イニシアティブ 履修生レポート

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マーケティング・イニシアティブ 履修生レポート

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マーケティング・イニシアティブ

課題発見というと、企業の弱みを見つけることと捉えがちですが、それだけではありません。SANNOが考える課題発見とは、企業が発展するために必要な「成長の種」を探り当てることです。この授業は、各年次の夏休み期間を利用して開講されます。特徴は、ビジネスの最前線で活躍する卒業生と課題に取り組み、考え抜くことで「ゼロから1を生み出す力」を養えること。参加して感じた手応えを履修生に聞きました。


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一番の収穫は、問題を「考える」と「考え抜く」の違いに気づいたこと

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秋元 華萌 マーケティング学科1年 神奈川県立上矢部高等学校出身

卒業生と課題に取り組み、自分にない視点や考え方を学ぶ

私は以前から物事を論理的に考えるタイプで、問題に直面した時は「なぜうまくいかないのか」「どうすれば改善できるのか」と解決策を見出していくことが好きでした。そうした経験を大学でもたくさん積みたいと考え、絶対に受講したいと思っていた授業の一つが「マーケティング・イニシアティブ」でした。

履修する決め手になったのは、企業で活躍する先輩方と課題に取り組めることです。現状分析や問題発見のプロセスを肌感覚で学び、自分にない視点や考え方をインプットできることは、将来どんな仕事に就いても活きると確信しました。入学直後に受講した初年次PBL(課題解決型学習)での後悔も、志望動機の一つになりました。グループワークでは仲間に遠慮し、自分の意見を出しきれませんでした。この授業では間違いを恐れずに考えを伝え、主体的に行動しようと決めて臨みました。

参加したのは、夏休み期間中に3日間行われる問題発見編(ラウンドⅠ)です。対象として総合エンターテインメント企業を選択し、事前調査を経て2日目に取り組むグループワークでは、大手広告代理店で活躍する卒業生の方と協働しました。



協働して痛感した、問題を特定するための経験知や実力の差

企業の現状分析に取り組む中で感じたのは、データを読み解く視点の多さや考察力の深さでした。印象に残っているのは、他社と比較する場面です。競合関係にあるゲームメーカーに注目して分析を進めましたが、卒業生の方から指摘されたのは比較対象の範囲の狭さでした。企業という単位だけではなく、事業という観点から範囲を広げ、競合となる映画配給会社なども分析したことが問題発見の手がかりになりました。経験知や実力の差は、限られた時間の中で最適解を導き出すスキルにも表れていました。有効な情報だけを選別する判断力や、異なる意見を集約していくファシリテーション能力の高さに驚き、目指すべきレベルを知ったことも大きな収穫でした。

この授業を通じて気づいたことは、問題を「考える」と「考え抜く」は全く違うということです。仮説を立てる際も「それはなぜ成立するのか」と根拠を突き詰め、問題を見つけても「見逃している問題は他にないか」と疑うなど、探索を続けてこそ真の問題の特定につながると実感しました。さらに、「違和感を無視しない」ことの大切さを学んだ授業でもありました。問題を探る中で抱いた違和感が、企業が発展する「成長の種」であることも少なくないからです。

今後の目標は、来年の問題解決編(ラウンドⅡ)に参加することです。選考で合格するためにも、この授業で得た教訓や経験を他の科目やグループワークに活かし、実力のレベルアップを図ります。

※2026年度掲載

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