五感に響くマーケティング 授業レポート Part2

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五感に響くマーケティング 授業レポート Part2

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五感に響くマーケティング

この授業では、商品やサービスの魅力を消費者に伝えるため、「音」「光」「色」を駆使して心に響くプロモーションを実践的に学びます。基礎知識を身につけたうえで取り組むのが、表現上の重要な視点をプロのクリエイターから学ぶ演習です。

2026年度は「映像のBGM制作」「アパレルショップの商品ディスプレイ提案」「小物アイテムの広告制作」をテーマに3つのワークショップが開催されました。どのような気づきや成長があったのか、履修した学生に聞きました。

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商品の配置や演出には、明確な意図があることを実感しました

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伊藤 遥菜 マーケティング学科3年 神奈川県立鶴嶺高等学校出身

プロから伝授されるVMDの理論やノウハウ

この授業は入学前から受講したいと思っていました。近年は商品の機能性だけでなく、その香りや色彩、売場のBGMやディスプレイなどで購買意欲を促すなど、五感を刺激するマーケティングが企業でも注目されていることに興味を持っていたからです。どれほど優れた商品であっても、その魅力が消費者に伝わらなければ選ばれません。商品の見せ方や空間演出などについて実践的に学べることに魅力を感じて履修しました。

印象に残っているのは、「アパレルショップの商品ディスプレイ提案」に取り組んだワークショップです。アウトドアブランド『CHUMS(チャムス)』の旗艦店である表参道店の入り口を飾るディスプレイを想定し、実際の商品を使用して提案する1日がかりの本格的な演習でした。同社の社員の方が研修で学ぶVMD(ビジュアル・マーチャン・ダイジング)の理論やノウハウを、学生でありながら伝授していただけることも、ワークショップの大きな魅力だと思います。


大切なことは「魅力的に見せること」ではなく「購買につなげること」

私たちのグループは「親子でスポーツ観戦」というコンセプトで製作を進めました。その過程では、講師を務めるプロの方から意見をいただきます。同社でVMDを統括する責任者の方に、自信を持ってディスプレイの狙いを説明しました。しかし、「スポーツ観戦というテーマが伝わってこない」というフィードバックをいただきました。

商品を美しく並べることに意識が向き、使用しているシーンをお客様に想像させる工夫が欠けていたのです。トルソーの帽子の被り方を変えるなど、ちょっとした工夫で商品の魅力が伝わりやすくなることを痛感しました。教訓として得たのは、製作者とお客様では視点が全く違うということです。

当初は売り場を「魅力的に見せること」が大切だと思っていましたが、VMDの本来の目的は「購買につなげること」にあります。販売を強化したい商品を、お客様が手に取って感触や品質を確かめやすい場所に置くなど、一つひとつの配置や演出に明確な意図があることを学びました。培った知識や経験は、今後マーケティング活動や商品企画に携わる授業で活かします。

※2026年度掲載

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